新井満の「自由訳 般若心経」

On 2014/07/04

 

新井満の「自由訳 般若心経」を読みました。

 

新井満の「自由訳 般若心経」

新井満の「自由訳 般若心経」

 

いままでも般若心経の自由訳は何冊か手に取って読んでみましたが、個人的にはこの新井満さんのバージョンが好きです。特に、「色即是空 空即是色」のダイナミックな解釈とその表現が魅力的だと思っています。

あと、亡くなった祖母の本棚にこの本がメモ付きでおかれていたこともあって、この本自体に物質的な思い入れがあるのも確かです。

 

以下、僕の中で「引っかかり」のあったコトバのメモを読んで
興味がわいた人は、手に取って読んでくださいね。

 

 


色即是空 

この世に存在する形あるものとは、喩えて言えば、見なさい、あの大空に浮かんだ雲のようなものなのだ。

雲は刻々とその姿を変える。そうして、いつのまにか消えてなくなってしまう。雲がいつまでも同じ形のまま浮かんでいるなどということがありえないように、この世に存在する形あるもののすべてに永遠不変などということはありえないのだ。

すべては固定的ではなく、流動的なのだ。
自立的ではなく、相互依存的なのだ。
絶対的ではなく、相対的なのだ。

今そこにあったとしても、またたくうちに滅びさってしまう。

そうであるならば、そんなつかのまの存在に対してあれこれと、こだわったり思い悩んだりするのは、ばかばかしいことだとは思わないかね・・・

 
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空即是色

この世に存在する形あるもののすべてがつかのまであるからこそ、ついさっきまで存在していたものが滅び去った瞬間、またぞろ様々なものが、この世に生じてくるのだよ。

あたかも何もなかったあの大空に、再び様々な形をした雲が、湧き出てくるようにね。

しかもそれらは、意味もなくこの世に、生じてくるわけではない。無数の様々な(因)と条件(縁)が、寄り集まって生じてくるのだ。

例えば今、あなた方の眼前に一本の枝が落ちているが、もし誰かがその先端を地面に突き立て(因)文字を書きしるす(縁)ならば、それは筆記用具と呼ばれるものになるだろう。

あるいはもし誰かがそれを折り重ねて(因)火をつける(縁)ならば、それは燃料として呼ばれるものになるだろう。

同じ素材であっても、因と縁が異なれば、まったく別のものが生じてくることが、これでおわかりだろう

 
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あなたの中には、無数のいのちが存在している。

あなたを生んでくれた父と母だ。
その父にも、また父と母がいて、その母にも、また父と母がいる。

(中略)

わずか一つのいのちが欠けたとしても、あなたといういのちは成りたたない

 
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あなたのいのちの一滴は、宇宙大河を成し、宇宙大河は、あなたのいのちの一滴に、依存している

 
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捨利子よ、もう一度言おう。

こだわりを捨てていきなさい。
そして、いただいたいのちに感謝しながら、自分の役割をはたしなさい。

 

 

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*企画は身体性。良質な企画は世の中を変える。
*良きインプットが良きアウトプットを作る。

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Link: 千田琢哉の「お金と人を引き寄せる50の法則」

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