鎌倉でのドローン撮影から見えた、“視点の力”

先日、鎌倉にあるプライベートリゾート様のご依頼で、Web用動画の撮影に入りました。
撮影の主軸は地上での映像ですが、今回のような紹介映像において、ほんの数秒でもドローン映像を挿し込むことで、映像全体の印象が大きく変わることを改めて実感しました。
ドローン撮影は、保険、機材管理、日々の操縦トレーニングなど、運用面でのハードルが少なくありません。単なる“おまけカット”のように見えて、実は相応の準備とメンテナンスが必要です。
それでも、あえてドローンを入れる理由は明確です。
たった数秒の空撮でも、視聴者の注意を引き戻し、視覚的に情報を整理しやすくなる。地上からの映像では伝えきれない空間全体の構造やスケール感も、俯瞰の視点によって直感的に伝えられます。
そして何より、映像をつくる側にとっても「視点を変えること」は大きな意味を持ちます。
対象との距離が変わると、見え方も変わる。見え方が変わると、発想が変わってくる。
今回の撮影でも、ドローンを通じて空から鎌倉を見下ろしたとき、この街に対する印象が少し変わり、あらためて「いい場所だな」と思いました。
私たちアロハブランディングでは、こうした小さな視点の切り替えを大切にしながら、ブランドやサービスの魅力を立体的に伝える映像を設計しています。