Creative CHECK | RICOHの360℃撮影できる「THETA」
撮影用のハードウェアも各種アプリと掛け算することで、そのあり方も少しずつ変わってきた印象を受けます。
GoPROの圧倒的な存在感の前に、日本のメーカー勢はかなりの出遅れ感をとってしまいましたが、いい加減ハードウェア思考から、ソフトオリエンテッドのマインドにシフトしていく必要があります。
今回の「THETA」は惜しいところまできていると思います。しかしながら、このままの世の中に発表したところで、相当ニッチな商品で終わってしまう可能性があります。GoPROのようにマーケット自体をも創出する意気込みが必要です。ハードはもう誰でも作れる世の中になったのですから、メーカーはそろそろ「楽しい世の中を創るという意味でのメーカー」になっていく必要があります。