1分でわかるClaude Code「Skills」|社内ノウハウを仕組み化する方法|実装ノート第29回
Aloha Branding代表の長澤宏樹です。
本日2026年7月16日夜、noteで運営している個人連載「AI×長澤実装ノート」の第29回を公開しました。今回のテーマは、Claude Codeの「Skills」という機能を使って、弊社のノウハウをAIの”技”として仕組み化した実体験です。

「便利そうだけど、難しそう」で避けていた機能
Claude Codeの「Skills」という機能を、私はずっと避けていました。名前は何度も見かけていましたが、エンジニアではない自分には、「AIに新しい機能を教える」なんてコードが書ける人の話だと思っていたからです。
きっかけは、私が運営しているLINE公式の連載「企画実装ラボ」でした。発想法やPRの考え方を毎週書き続けてきて、その中に自分なりの「型」が50号分溜まっています。これを弊社のAIスタッフたちに、必要な時に自分で思い出す”技”として持たせられると聞き、半信半疑で試してみました。
Skillsの正体は、拍子抜けするほどシンプルだった
結論から言うと、Skillsの正体は「1枚の説明書が入った、ただのフォルダ」でした。中身は3つだけです。
- 名前(これは何のSkillか)
- いつ発動するか(特定の言葉が出たら、など)
- 何を読めばいいか(参照する資料の場所)
新人スタッフに渡す「1枚のマニュアル」と同じ構造です。プログラミングは一切していません。私がやったのは、連載50号分の原稿を「索引」と「まとめ」の2つのファイルに整理して、説明書を1枚添えただけでした。
効果はすぐに出た
導入後、SNS投稿や記事を作る弊社のAIスタッフが、投稿を作る前に勝手にこの”技”を通すようになりました。「主語は読者になっているか」「読者が誰かにシェアしたくなる記事になっているか」。私が毎回言わなくても、AIが自分でチェックするようになったのです。
味を占めて、他社(Anthropic)が公開している公式のSkillsも導入してみました。Word文書やパワーポイントを、AIが直接ファイルとして作れるようになるという機能です。
フォルダを置くだけで、AIはちゃんとSkillを認識しました。ここは拍子抜けするほど簡単でした。ただし、Skillの中には外部の専用ツールを呼び出して動く部分もあり、そのツールが手元に無いと一部の機能は動きませんでした。マニュアルを渡しても、書いてある道具が引き出しに無ければ、その作業はできない。それと同じです。
ノウハウを持つ人ほど、価値がある
自分の経験やノウハウがある人ほど、Skillにする価値があります。講師業、コンサル、士業。頭の中に「型」を持っている人なら、誰でも真似できます。プログラミングは要りません。自分の経験を言葉にして渡すことだけです。
逆に、人が作ったSkillsを自分の環境に入れる時は、選ぶ目を持ったほうがいいとも感じています。
- 誰が作ったか分かるか
- 最近も更新されているか
- 変な動き(勝手に外部へ情報を送るような挙動)をしないか
- 中身の説明書を、一度は自分の目で読んだか
最低限、これくらいは確認したいところです。一番安心なのは、Anthropic自身が公開している公式のSkills集でした。
弊社が実践していること
今回の経験を整理すると、3つです。
- 自分の経験・ノウハウを言語化する ── 頭の中の「型」を、索引とまとめの形に落とす
- AIに”技”として持たせる ── 説明書1枚を添えるだけで、次から自動的に参照される
- 導入するSkillは選ぶ ── 誰が作ったか、更新されているか、不審な挙動がないかを確認する
弊社では、こうした形でAIエージェントの運用ノウハウを日々更新しています。
弊社のブランディング・AI活用に関するお問い合わせは、alohabranding.com のお問い合わせフォームよりどうぞ。

