小山薫堂の「社会を動かす企画術」

 

小山薫堂の「社会を動かす企画術」

小山薫堂の「社会を動かす企画術」

 

小山薫堂の「社会を動かす企画術」を読みました。

 

小山薫堂さんの手がける「東京スマートドライバー」企画を取り上げながら、いかに「幸せの連鎖が社会を動かす」かを記した一冊。後半では、「社会に種を蒔く人たち」として、ラジオで競演した方々の気になる言葉を記してあります。

 

以下、僕の中で「引っかかり」のあったコトバのメモを読んで興味がわいた人は、手に取って読んでくださいね。

 

 

幸せの連鎖が社会を動かす

 
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「当たり前」になったものを変える

 
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一番楽しかった時と、レンジローバー

「これが最高の贅沢だ」と思っていたあの頃を、思い出すことができたのですが。
しかも、人生のエピソードが、またひとつできたわけです。
ある意味ムダ遣いです。でも、僕にとってみれば、意味のあるムダ遣いでした。

 
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僕は人を怒る時、感情にまかせて怒ることはせず、静かに怒ります。
大声で怒ることはせず、すごく静かに厳しいことをいいます。

 
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きっかけづくり

僕は仕事をする時に、「何をやるか」というより「何故やるか」という意思決定をします。その時に思うことは、その仕事を自分がすることによって、社会に小さな波が起こったらいいなということです。
仕事で自分がやることは、社会という池に一個の石を投げるようなもの。
その波紋がどのように広がっていくのか、というふうに考えた時、「これは自分が石を投げるより、違う人が投げるほうがいいな」と思えば、その仕事はやらないかもしれません。

もちろん、僕がすべてを仕切るわけではありません。
きっかけになれば、それでいいのです。

 
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社会に種を蒔く人たち

でも、負け組だちにスイッチが入った瞬間って、世の中が初めて動く瞬間なんじゃないかなと思う。
箭内道彦

お父さんが子育てをすることで、自分自身を取り戻してもらいたいんですよね。もちろん、親としてやらなければいけない義務はあるんだけど、それ以上にお父さんたちが人間らしい生き方、暮らしをすることが、僕は子どもにとっても最高の教育だと思うんですね。
安藤哲也

一番大事なことは、今自分がしていることに対して、自分なりの考えを持つことです。それを、自分の言葉や感覚できちんと説明する。コミュニケーションということでいえば伝えたいことが伝わっているかどうかという感覚を持つことが重要なんです。
有森裕子

雨の日に歩くと素敵なんですよ。「雨香(うこう)」っていうことばを知っていますか?たとえば、桜のお花見も雨の日に歩くんです。そうすると桜の匂いが一番強く香るんです。薔薇もそうです。昔はそれを雨の香りと言って楽しんだんですよ。
村瀬誠

「うらほろ」というのは、私が住んでいる町で、帯広と釧路のちょうど中間にあるんですけれども、人口6000人くらいの町です。食料自給率ってよくいわれるじゃないですか、日本は40%、東京は1%、うらほろは2900%なんです。
近江正隆

 
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映画で映像と音楽を同時に流すと、本来であれば映像の方が光ですから伝導が速いんですが、間違いなく音楽の方が速く感じるんです。実際に映像シーンが変わった瞬間から4〜5コマ遅らせてから音楽を出してちょうど同じに聞こえるんですよ。

それは視覚系と聴覚系とでは、意識が発生するまでの時間に違いがあるためなんです。視覚から入る情報よりも、耳から入る情報のほうが脳に直結して届くためは速いのです。

例えば、山の中の小川はせせらぎの音を聞いてから、そこに小川があるのを感じていますよね。みてからじゃないんです。ホラー映画にしても試しに音を消して観てみてください。全然怖くなかったりするんです。

 
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プレゼンに挑む時の準備は何か特別なものが・・・

相手の気持ちを思いっきり考えて、その上で、相手が思っていることよりもっとすごいことをプレゼントしようと考えるわけです。プレゼンとプレゼントって「ト」を付けるだけなんですけど、相手にとっての贈り物にしてあげたい。開けて「わっ!」って驚かないと。ハンカチかと思ったら、その生地を使った素敵な帽子だった、っていう意外性がないとダメかなって思うんです。
佐々木宏

 

 

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*企画は身体性。良質な企画は世の中を変える。
*良きインプットが良きアウトプットを作る。

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