リリーフランキーの「美女と野球」
リリーフランキーの「美女と野球」を読む。
日本から遊びにきてくれたトモさんセレクションの一冊。
秀逸なネーミングに期待しながらページをめくる。
リリーフランキーさんとは、セパ交流戦のウェブコンテンツをプロデュースした時に少しだけ仕事をご一緒させてもらった。「雰囲気がある人」とはこういう人のことを言うのだろう、とその時感じたのを思い出した。
リリーさんの本としては「東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜」しか読んだことがなかったので、この「美女と野球」に関しては良い意味で期待を裏切られ、楽しむことができた。
この毒気のある、ある意味変態的な文体は、リリーさんのような「雰囲気のある人」以外書くことはできないのだろうなーと。
・構成としては、47のコラムを一冊にまとめた形。
・93年から98年(多分)あたりのコラムが束ねられている。
(初期の方がハチャメチャ感があって面白く感じた)
それにしてもゲッツ板谷の作品を読んだ時もそう思ったのだけど、なぜにこういう人の周りには、ネタに尽きないような人たちが大勢集まってくるのだろう?
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*企画は身体性。良質な企画は世の中を変える。
*良きインプットが良きアウトプットを作る。
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