本田直之の「レバレッジ時間術 – ノーリスク・ハイリターンの成功原則」

時間術

 

本田直之の「レバレッジ時間術」を読みました。

「人生は、公平だ」とか、昔は良く聞いたような気がします。
時代だったのでしょうか?それとも自分が幼いだけだったのでしょうか?

でも(とても残念ではあるのですが)少し考える(大人になると)
「人生は、まったくもって公平ではない」ことが分かってきます。

公平でない世の中で、たった一つ公平なものがあるとしたら
それは一瞬一瞬刻まれるていく「時間」なのだと思います。
その「時間」を、(寿命はさておき)どう使うかは、本人次第です。

同時に、「時間」とは、自分のみならず他人に大きく影響を与える
絶対的な存在であり、最小単位のモノでもあります。
だからこそ、人は「時間」についてもっと勉強すべきだと思うし、
僕は時間について学ぶことが好きなのです。

以下、僕の中で「引っかかり」のあったコトバのメモを読んで、
興味がわいた人は、ぜひ本を手に取って読んでくださいね。

 

 

増やした時間は「再投資」に回す

お金の投資の場合も、例えば株の売買で上げた利益を、
旅行や趣味、飲み代に使ってしまえば、それきりです。
継続的資産を増やしていくには、上げた利益を元手にして、
さらに買い増ししたり、新しい銘柄に投資したりして
運用していくことが必要です。

時間投資も同じこと。
増えた時間は原則として、新たな仕組みづくりや新しい事業、
さらには自分の能力を高める自己投資など、
再投資に回すべきだと思います。

これを繰り返していけば、
年間で何百時間も時間資産を生み出せることになり、
しかもそれは福利で雪だるま式に増えていくので、
投資効果がどんどん大きくなります。

 
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スピードだけ上げてもムダになる

意味のないところでスピードを上げても、
労力のムダです。

かのPFドラッガーも
「まったくすべきでないことを能率的にする。
これほどむだなことはない」

と述べています。

必要な同じ成果をより短い時間で上げること、
そのために最短ルートはどこかを考えて行動することが
重要なのです。

そして、単に最短ルートを見つけて終わりではありません。
次からも常に同じルートを通れるようにすること、
すなわち再現性を持たせることができて初めて、
「仕事を効率化できた」と言えるのです。

 
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俯瞰し、ゴールから逆算する

「アクティブ・スケジュール」とは逆算型、
多くの仕事量をこなして成果を上げつつ、
プライベートを楽しみ余裕もある人たちの
スケジューリングです。

アクティブ・スケジュールに必要なのは、
まず明確なゴール設定です。

○月○日に新規事業を立ち上げる、
売上を20%アップする、新規顧客を獲得する、
本を出版する、といった成果につながる重要な課題を
だいたい三ヶ月先まで見通します。
そして、私の場合は、これをカレンダーに書き込みます。

その上で目標達成のためにやらなければいけないことを、
何段階かのステップに割り振り、
他の予定とのバランスをとりながら
スケジュールに落とし込んでいきます。

具体的には、目標が売り上げアップであれば、
目標の数字をクリアするには何社から注文をとる必要があるか、
そのためには○日までに何社にアプローチする必要があるのか、
そのためにはどんなリストや資料が必要か、
リストや資料はいつまでにそろえる必要があるのか、
と考えていくわけです。

 
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時間家計簿でダラダラ時間をチェック

時間の使い方を、大きく四つのカテゴリーに分類します。

一つ目は自己投資である「インプット」の時間
この内容は人によって変わってきますが、私の場合は、
人に会う時間、読書の時間などがこれにあたります。
二つ目は仕事をしている「アウトプット」の時間
三つ目は食事や風呂や睡眠なのど「生活」の時間
そして、四つ目は自由に使う「プライベート」の時間です。

そして、イに地に24時間を、30分〜1時間単位くらいで、
四つのカテゴリーに分類して記録するのです。

(中略)

ポイントは、
まず「インプット」の時間を「天引き」することです。

「インプット」の時間を最優先で決めて、
次に、「アウトプット」「生活」、
最後に「プライベート」の順で割り当てていきます。

 
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私にとってタスクリストをつくる作業は、
地図を見て目的地へ行くための
最短ルートを探すようなものです。

毎朝、これをつくるためにかかる時間は、
せいぜい5分程度ですが、
これによってゴールに到達できるかどうかが
決まるわけですから、
きわめて重要な時間投資と言えます。

 
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「習慣化」で集中力も高まる

ルーティーンワーク化するということは、
無意識化するということ。

無意識の記憶を司る線条体が関与していると
考えられます。

繰り返すことで体が覚える。
無意識だから苦にならない。

そういう状態を一般的には「集中している」と
呼んでいるのです。

(中略)

面倒なこと、苦手なことほどパターンかさせてしまうのが、
ストレスをためずに処理する方法です。
ほかにも「イヤだな」と思う作業をリストアップし、
それぞれについてパターン化してみるといいと思います。

 
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「仕事90分、休憩10分」で頭を活性化

 
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自分のKSF(key Success Factor)を見つけているか

「やらないこと」を選択する力とは、
「KSFを見つける力」と言い換えることができます。

働いた時間ではなく成果が評価される知識労働の時代においては、
個人レベルの仕事においても、KSFをみつける力が強く求められます。

(中略)

最悪なのは情報不足のまま迷い続けること

 
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よく言われることですが、
そもそも「学ぶ」の語源は「真似る」にあります。

よほどの天才でないかぎり、自分でゼロから始めるのと、
すぐれた先輩のやり方を学んで、そこからスタートするのでは、
時間効率が圧倒的に違います。

 
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自分の時間を守る強い人は、
相手の時間も尊重しようとします。

逆に言えば、
他人のペースに合わせてしまいがちな日本人は、
相手の時間を邪魔することに対して、
少し鈍感であるように思います。

 

 

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*企画は身体性。良質な企画は世の中を変える。
*良きインプットが良きアウトプットを作る。

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Link: 本田直之の「レバレッジ時間術」
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