転送される発信に共通する、たった1つの問い|企画実装ラボ第14号

Aloha Branding 代表の長澤宏樹です。

企画実装ラボ第14号をお届けします。今回のテーマは「転送される発信の設計」です。


広告代理店時代、私はよく「なぜこれは広がったのか」を分析していました。

情報の質だけでは説明がつきません。良質な情報なのに広がらない発信がある一方で、それほど力を入れていないはずなのに口コミで広まっていく発信がありました。

違いを突き詰めると、ひとつの問いに行き着きます。

「誰かに話したくなる何かが、入っているか?」

あなたが最後に誰かに「これ見て」と転送した記事や投稿を思い出してみてください。きっとそれは──

  • 笑えた
  • 驚いた
  • 共感した
  • 誰かに教えてあげたかった

──のどれかだったはずです。

「良い情報」や「役に立つ内容」だけでは、人は転送しません。「誰かに話したくなる何か」が設計されているかどうか。これがPR思考の核心です。

転送される発信の設計

転送される発信とは、文脈の設計である

PRというと「メディアに取り上げてもらうこと」と思われがちです。

しかし本質は異なります。人が広げたくなる文脈を設計すること──それがPRの本当の仕事だと弊社は考えています。

読まれるかどうかは、コンテンツの品質の問題。転送されるかどうかは、文脈の設計の問題。

この区別は、企業の発信戦略を考えるうえで非常に重要です。多くの企業が「良い情報を出せば広がる」と考えますが、それは半分しか正しくありません。


今週の実装チャレンジ

直近の自社の発信を1つ選んで、この問いを投げかけてみてください。

「これ、誰かに転送したくなるか?」

ならないとしたら、上の4つの要素のうち何が欠けているかを考えてみる。足せそうなものを1つ足してみる。それだけで、発信の「転送されやすさ」は変わるはずです。


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