社内報や社長ブログのロゴの作り方 コンセプトから作る順番とAIへの頼み方|超翻訳第29回

アロハ・ブランディングは、ブランディングと、企業がAIエージェントと仕事をするための研修を手がける会社です。代表の長澤宏樹がnoteで書いている連載「超翻訳 ── 伝えたいを、伝わるカタチに。」の第29回から、社内報や社長ブログのロゴの作り方をまとめました。

海の見える部屋で、女性がノートパソコンから飛び出したお供えの鯛の尾頭付きに目を輝かせているイラスト。右上に「超翻訳」の文字。

社長ブログにロゴは必要か

SNSを新たに始めるとき、または、会社で社長ブログや社内報を始めるとき、ロゴまで作ろうと考える方は多くないと思います。文章が大事なのであって、ロゴは後回しでいい。そう思われるかもしれません。

私たちは、こういう小さな発信こそロゴを作るとよいと考えています。ロゴがあると、読む人はそのブログの本気度を感じるからです。思いつきで始めたものより、続ける気で始めたものに見えます。

ロゴを作ったら周りの反応が変わりました

代表の長澤は以前、ドローンを使った波情報のライブ配信をしていました。国土交通省の承認を得ていても、いわゆるドローン警察から、注意のコメントがちょくちょく届いていました。

ところが、この配信にロゴを作ってオフィシャル感を出したら、急にアンチが減り、協力的な人が増えていきました。やっていることは同じなのに、ロゴひとつで周りの見る目が変わったのです。

では、ロゴひとつで、なぜそこまで変わるのでしょうか。

ロゴはお供えの鯛の尾頭付きです

代表の長澤は、ロゴをお供えの鯛の尾頭付きにたとえています。

同じ鯛でも、切り身で皿にのっていれば、いつものおかずに見えます。頭と尾がついたまま台にのり、松や梅が飾られると、急にえらく見えて、思わず手を合わせたくなります。

「同じ鯛なのに」の見出しの下、左は皿にのった切り身の鯛を素通りする会社員と「いつものおかず」、右は松や梅とともに台にのった鯛の尾頭付きに手を合わせる女性と「急にえらく見える」の絵。

同じ鯛なのに、見る人の態度が変わります。ドローンの配信でアンチが減り、協力的な人が増えたのも、同じことが起きたのだと考えています。

文章だけのブログは、切り身の鯛です。おいしくても、いつものおかずに見えます。ロゴをつけると、頭と尾がついて、飾りが並びます。読む人は、読み始める前に「これは本気だ」と受け取ります。

では、その頭と尾は、どう作ればよいのでしょうか。

コンセプト ネーミング ロゴの順番で作ります

アロハ・ブランディングの仕事では、コンセプトからネーミング、ロゴまでを作ることがあります。この流れを取り違えて作っている例は、少なくありません。順番は次のとおりです。

  1. コンセプトを決める
  2. コンセプトを元にネーミングを考える
  3. もう一度コンセプトに立ち戻って、ロゴを考える
「ロゴを作る順番」の図。コンセプトから「1 名前を考える」でネーミングへ、「2 もう一度戻る」でコンセプトへ、「3 ロゴを考える」でロゴへ矢印が伸び、ネーミングとロゴのあいだには×がある。

大事なのは3つ目です。名前が決まったら、もう一度コンセプトに戻り、そこからロゴを考えます。

サンマをいくら着飾っても、鯛の尾頭付きにはなりませんし、お供えにもなりません。ロゴも、コンセプトから作らないと、途中で別の魚に入れ替わってしまうことがあります。

この順番は、代表の長澤が著書『アイデアを「カタチ」にする技術』(総合法令出版)にも書いています。

AIでロゴを作るときはサンプルを用意します

AIで、ロゴのようなものは簡単に作れるようになりました。ただ、コンセプトを明確にしないまま見た目だけで作ると、それはロゴではなく、見た目のよい記号にとどまります。

ここでも魚でたとえると、見た目のよい熱帯魚はできても、お供えやお祝いといったコンセプトを満たすことはできません。AIで作る場合も、まずコンセプトを明確にして、そのコンセプトからロゴを作ってください。

AIにロゴを頼むときは、コンセプトとあわせて、イメージに近いサンプルを用意して添えます。そのうえで伝えることは、代表の長澤がディレクション思考でいつも話している3つです。

  1. 目的地:どんなロゴにしたいのか(コンセプトとサンプル)
  2. 現在地:いま決まっていること、いまある案
  3. 手伝ってほしいこと:AIに何をしてほしいのか

この3つを伝えると、よいロゴが出てくる可能性が高まります。たとえば、次のように頼みます。

「(ブログの名前)のロゴを作りたいです。コンセプトは(コンセプト)です。イメージに近いサンプルを添付します。いまは名前だけ決まっています。方向の違う案を3つ出してください」

ロゴは言いたいことを記号に翻訳したもの

代表の長澤が連載で書いている「超翻訳」の中でも、ロゴはいちばん分かりやすいものだと考えています。言いたいことを記号に翻訳したのがロゴです。どんな発信も、ロゴがあると、伝わりやすく、楽しく、直感的になります。

できたロゴは、ステッカーやTシャツにもできます。いまは安くステッカーを作れるので、面白いと思います。アロハ・ブランディングでは以前、「ロゴっちょ」というロゴを作るサービスをしていました。代表の長澤が「ウクレレレ」というバンドを作ったときも、ロゴを作ってステッカーを配りました。

バンド「ウクレレレ」のロゴ4案。文字だけの2案と、ウクレレ2本と波を組み合わせて「SINCE 2023」と入った丸型と四角型の2案。

興味のある方は、ぜひやってみてください。

よくある質問

社内報や社長ブログにロゴは必要ですか?

アロハ・ブランディングは、小さな発信こそロゴを作るとよいと考えています。ロゴがあると、読む人はそのブログの本気度を感じ、思いつきで始めたものより、続ける気で始めたものに見えるからです。

ロゴはどんな順番で作りますか?

コンセプトを決め、コンセプトを元にネーミングを考えます。名前が決まったら、もう一度コンセプトに立ち戻って、そこからロゴを考えます。

AIにロゴを頼むときのコツは?

コンセプトとあわせて、イメージに近いサンプルを用意して添えます。そのうえで、目的地(どんなロゴにしたいのか)、現在地(いま決まっていること、いまある案)、手伝ってほしいこと(AIに何をしてほしいのか)の3つを伝えます。

AIだけでロゴを作ってもよいですか?

作ることはできます。ただ、コンセプトを明確にしないまま見た目だけで作ると、ロゴではなく、見た目のよい記号にとどまります。AIで作る場合も、先にコンセプトを決めてから頼んでください。

ロゴの作り方を相談できますか?

はい。アロハ・ブランディングでは、コンセプトからネーミング、ロゴまでの相談を受けています。https://alohabranding.com/contact/

▼ 連載の全文(note 超翻訳第29回)
https://note.com/aloha_nagasawa/n/n2fc0e16850e7

▼ 代表の長澤が、個人の目線で書いた記事
https://hirokinagasawa.com/archives/34442

▼ 著書『アイデアを「カタチ」にする技術』
https://amzn.to/46atVx0

▼ コンセプトの見つけ方(note)
https://note.com/aloha_nagasawa/n/n682e8d488136

▼ ネーミングで気をつけたこと(note)
https://note.com/aloha_nagasawa/n/nf896d3ca4a58


コンセプトからネーミング、ロゴまで相談したい方は、こちらからご連絡ください。

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