AIO対策のやり方 AIに自社を正しく伝える12項目と3つの手順|超翻訳第28回

アロハ・ブランディング代表の長澤宏樹です。

本日、連載「超翻訳 ── 伝えたいを、伝わるカタチに。」の第28回を note で公開しました。SEOよりAIOが話題になっているので、AIに自社を正しく伝えるために、明日から真似できることを整理した回です。

AIOとAEOは、AIの答えの中で正しく紹介されるための対策です。ゴールは、答えの中で名前を見つけてもらうこと。見直すのは、Webサイトの12項目とSNSの7項目です。

海の見える部屋でノートパソコンに向かう女性の前を、蜜を運ぶミツバチが飛んでいくイラスト(超翻訳)

最近 SEOよりAIOが話題になっている

「SEOはもう終わり」「これからはAIO」。そんな話を聞くことが増えた。

でも、AIOって結局なんだろう?AEOとは何が違うのか?自分の会社は何をすればいいのか?

気になっている人も多いと思うので、今日は簡単に整理して、すぐに対策を打てるようにしていこう。すぐ実践できるように、簡単にまとめたので、最後まで読んでね。


Googleで検索すると いちばん上に出てくる文章がAIの回答だ

まず、これを見てほしい。Googleで「ブランディングとは何ですか」と検索した画面だ。

Googleで「ブランディングとは何ですか」と検索した画面。いちばん上に「AIによる概要」が表示されている

いちばん上に「AIによる概要」とある。これがAIの回答だ。ウェブサイトのリンクは、その下に並んでいる。

これまでは、並んだリンクを押して自分で読み比べていた。いまは、押す前に答えが読める。

米国のPew Research Centerが2025年3月の利用データを調べたところ、この要約が出たときにリンクが押された割合は8%、出なかったときは15%だった。

検索で上位に出ても、押される前に答えが読まれている。

そうなると、このAIの答えの中で自分の会社がどう紹介されるのか、が話題になってくるのは必然の流れと言えるよね。

出典:Pew Research Center「Do people click on links in Google AI summaries?」


SEOとAIOとAEO 違いは何か?

SEOは、検索結果で上に出るための対策。ゴールは、リンクを押してもらうこと。

AIOとAEOは、AIの答えの中で正しく紹介されるための対策。ゴールは、答えの中で名前を見つけてもらうこと。

AIOはAI Optimization、AEOはAnswer Engine Optimizationの略で、指すものはほとんど重なっている。呼び方が2つある、くらいに考えておいて困らないと思う。ただ、Googleの「AI Overviews」もAIOと略されるので、そこだけ少しややこしい。

動物にたとえると、SEOは孔雀で、AIOはミツバチだ。

孔雀は羽を広げて目立ち、相手に来てもらう。検索結果の上に出て、リンクを押してもらうのと同じだ。

ミツバチは、いくつもの花をまわって蜜を集め、巣へ持ち帰る。はちみつをなめる人は、どの花の蜜かを知らない。AIも、いくつものページから拾って、一つの答えにする。

SEOを孔雀、AIOをミツバチにたとえた手描きの図。SEOは来てもらう、AIOは持っていってもらう

だから、これからのWebサイトは、羽を広げるだけでは足りない。蜜を取り出せるようにしておく。

そして、ここからがうれしい話だ。Googleは、AIのための特別な最適化は必要ないと書いている。裏技を覚えるより、すでにあるものを見直せばいい。

出典:Google 検索セントラル「AI 機能とウェブサイト」


Webサイトで見直すのは 12項目

GoogleとMicrosoft、OpenAIが公開している説明から書き出した。自社のサイトを開いて、上から順に確かめてみてほしい。

AIが読みに来られるか

  1. AIや検索のロボットを止めていないか(分からなければ制作会社に聞く)
  2. 大事なページへ、サイトの中からリンクがつながっているか
  3. Googleビジネスプロフィールなどの会社情報は最新か

AIが読み取れるか

  1. 大事な情報が、画像の中だけになっていないか
  2. タブや開閉式のメニューの中に隠れていないか
  3. PDFだけになっていないか
  4. 見出しを読むだけで、中身が分かるか
  5. お客さんの質問と答えが、組になって書いてあるか
  6. 手順は番号つきの箇条書きに、比較は表になっているか
  7. 長い文のかたまりになっていないか

AIが信用できるか

  1. 誰が書いたのかが分かるか
  2. 自分たちの実体験や、独自の情報が書いてあるか
Webサイトで見直す12項目の図。読みに来られるか(1〜3)、読み取れるか(4〜10)、信用できるか(11〜12)

トップページの大きな画像に、いちばん伝えたいコピーが入っている会社は多い。人には見えていても、文字になっていなければ読み取ってもらえない可能性がある。画像の中のコピーは、蜜にふたをしているようなものだ。まずは4番から確かめると早いと思う。

出典:Microsoft Advertising「Optimizing Your Content for Inclusion in AI Search Answers」2025年10月/OpenAI「Overview of OpenAI Crawlers」


SNSで見直すのは 7項目

SNSも同じだ。LinkedInのヘルプには、公開範囲を「全員」にした投稿はAIの要約に入ることがある、と書かれている。

ただ、SNS各社の公式の手順は見つからなかった。なので、ここはWebサイトの基本を当てはめた私の考えだ。

  1. アカウントと投稿を公開にする
  2. プロフィールに、会社名、仕事の内容、地域、URLを文字で書く
  3. どのSNSでも、会社名とサービス名の表記をそろえる
  4. 画像や動画の中の大事な言葉は、本文にも書く
  5. 動画には字幕をつけて、説明文に内容を書く
  6. 1つの投稿で、1つの質問に答える
  7. 詳しい内容は、Webサイトの記事につなぐ
SNSで見直す7項目の図。公開にする、プロフィールを文字で書く、表記をそろえる、大事な言葉は本文にも、動画に字幕と説明文、1投稿に1つの答え、詳しくはWebサイトへ

出典:LinkedInヘルプ「Availability of your content off LinkedIn」


明日から真似できる 3つの手順

1. AIに聞いてみる

ChatGPTやGoogleのAIモードに、この2つをそのまま入れてみてほしい。

「(会社名)はどんな会社ですか」

「(地域)で(サービス)を頼むなら、どこがありますか」

自分の会社がどう説明されるのか、そもそも名前が出てくるのか。ここが出発点になる。

2. よくある質問を3つ サイトに書く

お客さんによく聞かれることを3つ選び、質問をそのまま見出しにして答えを書く。

3. 同じ質問をSNSにも投稿する

サイトに書いた答えを文字でSNSにも投稿する。

ここまで見てきて、気づいた人もいると思う。見出しを分かりやすくする。大事なことを文字で書く。お客さんの質問に答える。どれも、人に伝えるためにやってきたことだ。

人に伝わるように書いたものが、AIにも伝わる。


よくある質問

SEOとAIO・AEOは何が違いますか?

SEOは、検索結果で上に出るための対策で、ゴールはリンクを押してもらうことです。AIOとAEOは、AIの答えの中で正しく紹介されるための対策で、ゴールは答えの中で名前を見つけてもらうことです。AIOはAI Optimization、AEOはAnswer Engine Optimizationの略で、指すものはほとんど重なっています。呼び方が2つある、くらいに考えておいて困らないと思います。ただ、Googleの「AI Overviews」もAIOと略されるので、そこだけ少しややこしいです。

AIの要約が出ると リンクは押されにくくなりますか?

米国のPew Research Centerが2025年3月の利用データを調べたところ、Googleの検索結果にAIの要約が出たときにリンクが押された割合は8%、出なかったときは15%でした。検索で上位に出ても、押される前に答えが読まれています。

AIのために特別な最適化は必要ですか?

Googleは、AIのための特別な最適化は必要ないと書いています。裏技を覚えるより、すでにあるものを見直せばよいと考えています。

Webサイトでは何を見直せばよいですか?

12項目あります。AIが読みに来られるかは、AIや検索のロボットを止めていないか、大事なページへサイトの中からリンクがつながっているか、Googleビジネスプロフィールなどの会社情報は最新か、の3つです。AIが読み取れるかは、大事な情報が画像の中だけになっていないか、タブや開閉式のメニューの中に隠れていないか、PDFだけになっていないか、見出しを読むだけで中身が分かるか、お客さんの質問と答えが組になって書いてあるか、手順は番号つきの箇条書きに比較は表になっているか、長い文のかたまりになっていないか、の7つです。AIが信用できるかは、誰が書いたのかが分かるか、自分たちの実体験や独自の情報が書いてあるか、の2つです。トップページの大きな画像に、いちばん伝えたいコピーが入っている会社は多いため、まずは4番の「大事な情報が、画像の中だけになっていないか」から確かめると早いと思います。

SNSでは何を見直せばよいですか?

7項目あります。アカウントと投稿を公開にする。プロフィールに、会社名、仕事の内容、地域、URLを文字で書く。どのSNSでも、会社名とサービス名の表記をそろえる。画像や動画の中の大事な言葉は、本文にも書く。動画には字幕をつけて、説明文に内容を書く。1つの投稿で、1つの質問に答える。詳しい内容は、Webサイトの記事につなぐ。LinkedInのヘルプには、公開範囲を「全員」にした投稿はAIの要約に入ることがある、と書かれています。ただ、SNS各社の公式の手順は見つからなかったので、この7項目はWebサイトの基本を当てはめた私の考えです。

AIO対策で 明日から試せることは何ですか?

3つあります。1つ目は、ChatGPTやGoogleのAIモードに「(会社名)はどんな会社ですか」「(地域)で(サービス)を頼むなら、どこがありますか」と入れて、自分の会社がどう説明されるのか、名前が出てくるのかを見ることです。2つ目は、お客さんによく聞かれることを3つ選び、質問をそのまま見出しにして、答えをサイトに書くことです。3つ目は、サイトに書いた答えを、文字でSNSにも投稿することです。


AIに拾ってもらうためのWebサイトやSNSの整え方について、相談したい方は、こちらからご連絡ください。

▷ ご相談・お問い合わせ
お問い合わせはこちら

▷ 無料30分「伝わらない診断」
お申し込みはこちら

▷ 毎週の更新は、LINEでも
LINE公式アカウント


連載「超翻訳 ── 伝えたいを、伝わるカタチに。」/毎週月曜、朝7時更新
第28回の全文を note で読む

あわせて読みたい

「伝わらない」を整理しませんか?

ご相談は、無料30分から承ります。

無料30分相談を予約するLINEで受け取る