プレスリリースのタイトルの書き方4原則|企画実装ラボ第17号
Aloha Branding代表の長澤宏樹です。
毎週火曜に配信している「企画実装ラボ」の第17号を、本日朝8時にLINE配信しました。
今回のテーマは「プレスリリースのタイトルで、9割決まる」です。
記者は、タイトルの数秒で判断している
メディアが毎日受け取るプレスリリースは、数百本以上と言われます。記者が読むのは、最初の数秒だけです。
タイトルで興味を持たれなければ、どれだけ良い内容でも、本文までたどり着きません。
記者が記事化する際の3つの評価軸
レイクルー株式会社が2025年1月17〜20日に実施した「メディア関係者のプレスリリース選定基準に関する実態調査」(プレスリリースを活用した記事作成に携わるメディア関係者332名対象/宣伝会議 AdverTimes. 掲載)によれば、記事化するプレスリリースを選ぶ際に最も重視する要素は、次の3つでした。
- 話題性 ── 29.8%
- 社会性・公共性 ── 26.5%
- 新規性・独自性 ── 18.1%
出典:記事化されやすいプレスリリースの特徴は?「プレスリリース選定基準調査」|AdverTimes.(宣伝会議)

この3つのどれかがタイトルの数秒で伝わるかどうかで、記事化される確率は大きく変わります。
広がるタイトル、4つの書き方
3つの評価軸をタイトルに落とし込む書き方は、4つに整理できます。
- 数字を入れる(業界初・〇〇%・〇〇人)── 話題性と新規性を一目で伝える
- 社会と接続する(〇〇問題を解決する)── 社会文脈を背負う一行にする
- 意外性を出す(なぜ〇〇なのに〇〇なのか)── 前提と結論のギャップで続きを読ませる
- 読者を主語にする(〇〇な人のための〇〇)── 「自分の話だ」と思ってもらう
対比で見る、ダメなタイトルと広がるタイトル
× 「当社新サービスのご案内」
○ 「営業DXが進まない中小企業のための、社内浸透から始める新サービス」
× 「新商品を発売しました」
○ 「40代女性の”疲れ肌” を、寝ている間にケアする新美容液」
書き手にとっての情報量は、ほぼ同じです。ただ、読み手にとっての “自分ごと度” が、まったく違います。
弊社のクライアントワークで実践していること
弊社がクライアントの広報・ブランディングをお手伝いする際にも、この評価軸と書き方は繰り返し使っています。
タイトルを決めるとき、3つの問いを必ず通します。
- これは “話題” として、誰に届くか
- これは、どんな社会的文脈と接続しているか
- これは、誰の “自分ごと” になるか
この3点が具体的に描けているかどうかで、プレスリリースが「なんとなく出しました」で終わるか、実際に記事化されて広がっていくかが分かれます。
SNSでも、noteでも、まったく同じ
この4つは、プレスリリース特有の話ではありません。
SNS投稿、noteタイトル、コラム、メール件名 ── どの発信でも、タイトルの数秒で “数字・社会・意外性・読者主語” のどれかが伝わっているかで、読まれる先が決まります。
今週、企画実装ラボの読者にお伝えした実装チャレンジは、次のひとつです。
「直近の自分の発信タイトルを1つ選んで、”数字・社会性・意外性・読者が主語” のどれかを足してリライトしてみる」
「企画実装ラボ」では、毎週火曜朝8時に、ブランディング・経営の本質を実装する具体策をLINEで配信しています。

