代表・長澤のdrone.jp連載 最終回 ── 「取ること」と「仕事にすること」の間にある壁
Aloha Branding 代表の長澤宏樹です。
drone.jpにて連載してきた「長澤宏樹のドローン国家資格取得への道」、第3回(最終回)が2026年8月18日に公開されました。全3回、受講前夜から資格取得の手続きまでを、実際に起きたまま記録した連載です。

第3回の内容 ── 机の上の「手続きの迷宮」
第1回・第2回が「空を飛ばす」話だったのに対し、最終回は机に向かう話です。学科CBT(コンピューターで解く試験)、身体検査、DIPSでの技能証明の交付申請。この最後の工程で、弊社代表が最も消耗したのは、試験の難しさではなく、各種申請システムのUIのわかりにくさでした。
受験はプロメトリック、次の申込はClassNK、そこからDIPSへ。機関をまたぐたびに情報を自分で運び直す必要があり、「次に進んでいいのか、まだ待つべきか」の判断がつきにくい。身体検査は書類提出のみ(手数料5,200円)、合格証明書は0円で発行されますが、その一つひとつで確認に時間が積み上がっていきました。
いちばんの学び ──「テクノロジー以前」の話
この連載を通じて弊社が強く感じたのは、「テクノロジー以前」の重要性です。制度の理念や設計そのものに不備があるわけではありません。ただ、入口のUIと機関連携のわかりにくさが、この資格の裾野を狭くしている。
これは、ブランディングの現場と同じ構造だと感じています。どれだけ良い中身でも、入口の設計(=最初の接点の分かりやすさ)が整っていなければ、人は先に進んでくれません。技術やコンテンツの前に、まず入口を洗練させること。私たちが日々クライアントと向き合っているテーマそのものでした。
なお、取得にかかった費用は、経験者ルートで約13万円台が目安でした。
連載の結論 ── 取ることと、仕事にすることの間には壁がある
資格を取ってみて分かったのは、「2等を持っています」という一行だけで仕事が舞い込む世界ではない、ということです。取ることと、仕事にすることの間には、明確な壁があります。
だからこそ弊社は、自分でドローンの周りに仕事を作る側に回ります。その最初の一歩が、2026年6月末に立ち上げた「ドローンクリエイティブ研究所」です。屋根点検の証拠画像撮影、自治体・企業のプロモーション映像、学校の周年記念での集合空撮。「料金の相場」と「受注から納品までの手順」を、実際の案件ベースで積み重ねていく計画です。
「取れば、なんとかなる」ではなく、「取ってから、こう動く」。その具体を、弊社の仕事として形にしていきます。全3回、お読みいただきありがとうございました。
▼ drone.jp 連載「長澤宏樹のドローン国家資格取得への道」第3回(最終回)
https://drone.jp/column/20260818100132128862.html
▼ 第2回(修了審査のリアル)
https://drone.jp/column/20260721105029128104.html
▼ 第1回(受講前夜までの準備)
https://drone.jp/column/20260629091104128076.html
▼ 研究室ノート #002
ドローンを10年飛ばしてみたら GoProはドローンから撤退しDJIはアクションカメラを出していた

